学校や塾に送り出す親御さんたちにとって、その通う道すがらは何事もないことを願うものです。しかしニュース等で学童がトラブルに巻き込まれたことが報じられると心配にもなるもので、これに対しては十分に対策をとる必要性も報告されています。
方法としてはメールでその都度確認をとるという方法もありますが、子供が小さかったり、携帯電話が禁止になっているところもあり一様な対策をとることが出来ないのが実情とされています。
鉄道駅を利用するケースでは1つの方法として駅を通過した時に、その通貨した駅が分かるという方法もありますが、駅を通過という条件が付きます。従ってこれに該当しない子供が小さな場合では通学路には防犯カメラが有効ということになり、これをどう配備したら良いかということになって来ます。
具体的な設置方法についてはどうか
児童・学童の安全を確保するには例えばその経路に人材センターから人を集めてこれに当たるという方法も考えられますが、トラブルはそれらの経路に限らず学校の構内でも起こる可能性もあります。
帰路についてはそれぞれ時間帯も変わって来ますので目も行き届かなくなり、2重・3重に安全性を確保することも必要になって来ます。
予算の関係もあって教育委員会に協力を仰ぐ必要も出てきます。又、これはプライバシーにも配慮する必要があり、各家庭の玄関先が映るようであればマスキングの処理も行わなく手はならなくなって来ます。そしてある程度の解像度を持ち自動センサー機能も働くようになっていれば、何か起こったときには詳細な内容もわかることになり安心できます。モニターを行うかどうかについては記憶媒体に録画して、一定の期間経過すると自動上書きするようになっていれば後からでも対応できるという意見もあります。
どのようなことに注意して設置すると良いのか
通学や構内の防犯カメラについては死角となるところがあるもので、そのようなところは中々目が行き届かないものです。従ってこれらの場所、あるいは何かが起こりそうな場所を想定し検討して計画に盛り込む必要があります。
設置台数は予算面から最小限に留めるということに基本にはなりますが、安全性の確保の上では余り数量に拘らず環境や条件によってある程度融通性を持たせて臨んでも良いと考えられます。
動画共有サイトでは監視映像も見られる時代になって来ていますのでこれらも範疇に入れて、この種の設備を増やすことで一般の人々によっても監視体制がとれるという考え方に立つことも出来ます。夜間には通勤者も帰路につき、女性の一人歩きも考えられますから、これらの人々も安全性から見れば無縁ではなくなります。